お役立ちコラム
身近だけどあまり知らない生活習慣病について
私たち現代人にとって、とても身近な病気といえば生活習慣病です。
どのような病気か、なんとなくは理解している方は多くいます。しかし、具体的に聞かれると返答に困ってしまう方も少なくありません。生活習慣病は、日本人の死因の上位を占める病気が複数含まれています。
そこで今回は、身近だけどあまり知らない生活習慣病について具体的に病気の種類について解説していきます。生活習慣病が気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。
そもそも生活習慣病とは?

生活習慣病とは、日々の生活習慣が原因で発症・進行する疾患群です。
日常的に行っている食事・運動・喫煙・飲酒・睡眠など様々な習慣が含まれてます。生活習慣病は以前「成人病」と呼ばれていました。理由は、肥満や高血圧などが原因となり年齢を重ねることで生活習慣病は発症・進行すると考えられていたからです。しかし、子どもであっても生活習慣が原因で発症することがわかり、近年では生活習慣病と呼ばれるようになりました。
生活習慣病の種類

生活習慣病と一言にいっても、病気の種類は様々です。
その多くは自覚症状がないまま進行してしまうことがあります。そのまま放置してしまうと、進行してしまい合併症や別の重篤な病気を発症します。そのため、まずはどのような病気があるのか知ることからはじめましょう。ここでは、7つの病気を解説していきます。
肥満(メタボリックシンドローム)
生活習慣病の1つ目は、肥満(メタボリックシンドローム)です。
肥満とは、体重が重いだけでなく体脂肪を過剰に蓄積した状態のことをいいます。日常的にカロリーや脂質の多い食事をしたり、運動の習慣がなかったりすると肥満になりやすいといわれています。
肥満の指標にはBMIという体格指数が用いられ、目安は25以上です。メタボリックシンドロームは、腹囲が男性は85cm以上、女性が90cm以上の内蔵脂肪型肥満の方です。さらに「高血糖」「脂質異常症」「高血圧」のうち2が当てはまると、メタボリックシンドロームの可能性があります。
脂質異常症
脂質異常症とは、血液中に含まれるコレステロール・中性脂肪などの脂質が一定の基準よりも多い状態のことを指しています。以前は、高脂血症と呼ばれていた病気です。
脂質異常症の基準値は下記の通りです。
- LDLコレステロール:140mg/dL以上
- HDLコレステロール:40mg/dL未満
- 中性脂肪(TG):150mg/dL以上
脂質異常症には自覚症状がほとんどないので、気づかないうちに症状が進行します。そのため、ある日いきなり心筋梗塞などの発作を起こすという方は少なくありません。ただの数字と軽く考えるのはやめましょう。
高血圧症
高血圧とは、安静にしている状態での血圧が慢性的に高い状態のことを指します。
高血圧と診断される基準値は、下記の通りです。
- 最高血圧:140mmHg以上
- 最低血圧:90mmHg以上
高血圧になると、常に血管に負担がかかっている状態が続くため、血管の内壁が傷ついたり血管が固くなったりして動脈硬化が起こりやすくなります。治療を行わず放置してしまうと、脳卒中・心筋梗塞・慢性腎臓病などの重大な病気を引き起こす可能性があるので、注意が必要です。
糖尿病
糖尿病とは、血糖値を下げるインスリンの量が不足したり、働きが弱くなり高血糖状態が続いたりしてしまう病気です。重症になると、血液中の糖が尿に溢れ出ることで甘い匂いがするため糖尿病と名付けられたといわれています。
空腹時の血糖値が、126mg/dL以上の方が糖尿病に当てはまります。
糖尿病も自覚症状はほとんどなく、重篤な合併症に発展することがあるので注意が必要です。
肝硬変
肝硬変とは、肝炎や肝障害が徐々に進行して、結果的に肝臓が固くなった状態のことです。
日本人の肝硬変の原因で1番多いのが、C型肝炎ウイルス感染によるものといわれています。他にも、お酒の飲み過ぎや薬物による肝障害があげられます。
肝硬変もほとんど自覚症状がなく、進行すると黄疸・浮腫・腹水・吐血などの症状が見られます。そのまま放置してしまうと、最終的に肝臓がんなどになってしまうので注意が必要です。
動脈硬化
動脈硬化とは、動脈の血管が固くなり弾力性が失われた状態のことを指します。わかりやすくいうと、血管の老化です。
動脈硬化の原因は、内腔にプラーク(コブ)がついたり、血栓が生じたりして血管が詰まりやすくなり動脈硬化がはじまります。他にも、高血圧・糖尿病・喫煙などでも動脈硬化のリスクは高くなります。動脈硬化は、脳や心臓など体のどの箇所でも起こる可能性があり、脳梗塞・心筋梗塞・腎臓に関わる病気を引き起こすリスクを含んでいますので注意が必要です。
慢性腎不全
慢性腎不全とは、腎臓の機能が数ヶ月から数年かけて徐々に低下して、正常に働かなくなる病気のことです。腎臓には、血液をろ過して老廃物を取り除いてくれる働きがあります。腎臓がうまく働かないと血液の酸性度が高くなり、神経が傷つき骨の組織が劣化して他の病気を引き起こしやすくなってしまいます。
慢性腎不全も、初期の自覚症状はほとんどありません。病気が進行してしまうと、夜間の排尿・疲労感・吐き気・呼吸困難など様々な自覚症状が現れるので、注意が必要です。
生活習慣を一緒に改善していきましょう!
ここまで、生活習慣病について病気の種類をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
健康診断などで異常値を指摘をされても、特に不調がないからと放置してしまう方は少なくありません。しかし、重篤な病気が隠れていることは理解していただけたと思います。
生活習慣病のことで気になることがある方は、福岡市南区で総合的な内科診療を行うしみずクリニックにご連絡ください。一緒に健康的な生活を作っていきましょう。
医院紹介

【医院名】しみずクリニック
【住所】〒815-0033 福岡県福岡市南区大橋4丁目9-1
【電話対応】092-562-0075
【営業時間】
月~土:9:00~13:00/14:00~18:00
※受付時間:午前診療12:30まで/午後診療17:30まで
【休診日】木曜・土曜午後・日曜・祝日
【駐車場】6台完備
【最寄り駅】西鉄天神大牟田線「大橋駅」西口徒歩10分
※みやけ通りより路地を入った大橋南公園の隣
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