お役立ちコラム
「生活習慣病」の原因やリスクをご存じですか？
生活習慣病とは、日々の食事や運動習慣、飲酒、喫煙、睡眠、ストレスなど、日常におけるさまざまな習慣が原因で発症する病気の総称です。
多くの場合は自覚症状がないまま進行して、動脈硬化を促進させるというリスクがあります。
動脈硬化は、脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる病気の引き金になるものです。
そういった病気を防ぐためにも、生活習慣病はしっかりと治療を行っていくことが重要です。
糖尿病は、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高める病気です
健康診断などを受けた際に「血糖値が高い」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
血糖値が高いというのは、血液の中に含まれる糖が異常に増えている状態を指します。
そして糖尿病は、インスリンが正しく働かないことで血糖値が上昇してしまう病気です。
糖尿病は、進行すると動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞といった恐ろしい病気につながってしまいます。
また、毛細血管がダメージを受けることで失明や足の切断といった大変な問題も起こってきますので、早めに受診して血糖コントロールをしていくようにしましょう。
「高血圧」と言われたら、生活を見直すことが大切です
人の体は、運動をしたり温度差のある所に行ったりすると、血圧が上昇するようにできています。
しかし、普段から常に血圧が高いという人は、高血圧と言われる状態です
高血圧とは、常に血管に負担がかかっている状態です。
日本人にとってはとても身近な病気で、病院でも「血圧が高くて…」という会話をよく耳にします。
恐ろしい病気の引き金となる高血圧ですが、食生活の改善や習慣を見直すことで緩和することができます。
塩分を控えめにする、野菜を積極的に摂取するなど、できることから生活を見直していきましょう。
脂質異常症は、現代人にとって身近な病気です
脂質異常症とは高脂血症とも言い、いわゆる「ドロドロ血液」の状態を指します。
血液の中の脂質が異常に多い状態で、放置することで動脈硬化のリスクを高めます。
脂質異常症の原因には、遺伝的な要因もありますが一番は生活習慣の乱れが挙げられます。
例えば脂っこい食べ物を多く食べる人、間食で甘いものを好む人など、カロリー高めな食生活になりがちな人は注意が必要です。
高血圧や糖尿病など、ほかの生活習慣病を患っていると脂質異常症になるリスクも高くなるでしょう。
あまり聞きなれない名前かもしれませんが、実はとても身近な病気なので、健康診断の際には意識してチェックしてみてくださいね。
高尿酸血症・痛風を放置すると日常生活に支障が出る？
高尿酸血症とは、血液に含まれる尿酸値が高い状態を言います。
そして尿酸が結晶化して関節に蓄積されると、激しい痛みを引き起こす痛風という症状が現れます。
痛風になると足の親指の付け根や足の甲、足首などに激痛が走ります。
「風が吹いても痛い」という由来からも分かるように、我慢できないほどの痛みが起こるため、尿酸値が高い状態は少しでも早く改善していく必要があります。
尿酸はプリン体によって生成されるので、改善のためには、プリン体を多く含む飲食物を控えることが重要です。
生活習慣病＋肥満＝メタボリックシンドローム？
内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖や高血圧、脂質異常のいずれか2つに該当する方は、メタボリックシンドロームと診断されます。
メタボの方は、糖尿病や高血圧、脂質異常症の発症、その進行のリスクも高いため早めに改善を行っていくようにしましょう。
生活習慣病が悪化しやすいということは、動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞、腎不全などの重大な病気を引き起こす可能性が高いということです。
健康な身体を維持するためにも、メタボの始まりとなる肥満を予防し、必要な治療やサポートを受けるようにしてください。
当院ではメタボ予防のための食事改善など、生活習慣の改善に対するアプローチも行っています。
「メタボ診断を受けたけれどどうしていいか分からない！」という方は、一人で悩まずお気軽にご相談にお越しください。
医院情報
「何でも相談できる場所として、あなたの町のかかりつけ医を目指します」
「しみずクリニック」は、前院長の時代から、地域の皆さんの健康を守るお手伝いをしてきました。
総合的な内科診療、消化器の不調、肝臓や胆のう、すい臓の病気を診る肝胆膵内科、お子さんのための小児科や予防接種、そして各種検診や健康診断まで、幅広い診療を行っています。
場所は福岡市南区大橋4丁目
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家族で通えるクリニックを探している方は、ぜひ『しみずクリニック』へお越しください。
◆クリニック名
しみずクリニック
◆所在地
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