お役立ちコラム

お役立ちコラム 2024.03.01

「予防接種はなぜ必要？」そんな疑問にお答えします

赤ちゃんが生後2ヶ月を迎えると、予防接種が始まります。
そこから数年の間、ありとあらゆるワクチンを打つ必要があります。

ワクチンの数は年々増え、現在では多くのワクチンが定期接種として費用をかけずに打てるようになりました。

そんな予防接種ですが、なぜ必要なのかと考えたことはありますか？

今回は「子どもの予防接種がなぜ必要なのか」ということを、お子さんを持つ全ての親御さんに向けてお話ししていこうと思います。

なぜ予防接種をするのか。
最大の理由はもちろん「大切な我が子を恐ろしい病気から守るため」です。

乳幼児は免疫が未発達で、いろいろな病気にかかりやすい時期です。

そんな時期にもし、確実な治療が見つかっていないような病気や、深刻な合併症のリスクがある病気にかかってしまったら…。
考えたくもないような、恐ろしい事態になってしまうかもしれません。

そういった悲しい出来事を防ぐためにと考えられたのが、予防接種の始まりです。

免疫を持たない幼い子どもを守るには、予防接種しかありません。
痛くて怖い大嫌いな注射でも、その一本一本が、大切なお子さんの命を守ってくれるのです。

予防接種をしたからといって、全ての人がその病気にならないかと言うと、そうではありません。

近年の新型コロナウイルス感染症のワクチンでも言われていたように、ワクチンには「感染リスクを低下させる」という効果と「重症化を防ぐ」という効果があるのです。

「予防接種を受けていない状態で病気にかかった場合、点滴や入院が必要になったかもしれないケースが、予防接種をしていたことで軽い発熱で済んだ」ということもたくさんあります。

集団免疫効果とは、簡単に言うと「周りの人にうつさないようにする」ということです。

例えば、すごく恐ろしい病気があったとしても、その病気に対するワクチンを皆が打つことができれば、病気は蔓延することなく終息していくでしょう。

実際に、これまでの歴史の中にはワクチン普及によって消失した病気が存在します。

社会の中で、病気に対する免疫を持っている人が増えること。
これを集団免疫と言います。

保育園や幼稚園、学校、会社と、これからお子さんが大きくなって、いろいろな人と出会い関わっていく中で、幼い頃にきちんと予防接種を打っているということは、お子さんの世界を守ることにつながっていきます。

予防接種は、その種類に応じて受けられる年齢や月齢が決まっています。
これは感染症にかかりやすい時期を見越して、しっかり免疫を付けていくためです。

早いものでは、生後2ヶ月から受けなければならないものもあります。

1歳にもならない我が子が注射で泣いてしまう姿は、親御さんにとってつらいものかもしれません。
決して悪いことをしているわけではないのに、ごめんね、という気持ちになってしまうこともあるでしょう。

しかしそれは、子どもに対する最大の愛情ではないかと思います。

私たちは、適切なタイミングで必要な予防接種を呼びかけていくことで、お子さんと親御さんが笑顔で健康に過ごせる日々を守っていきたいと考えています。

予防接種は、お子さんが生まれてまだ間もないうちからスタートします。

「種類がたくさんあって、何から始めたらいいか分からない」
「どこに相談すべきかも分からないし、どこで受けられるのかも分からない…」

そんなお悩みを一人で抱えてしまう親御さんもいらっしゃるかもしれません。

当院は、各種定期接種、任意接種に対応していますので、これから病院を探す方はぜひ当院へご相談いただけたらと思います。

どのように進めていくか、何からスタートするか、お困りの際には一緒に予定を立てて行きましょう。

予防接種の内容についても、気になることや不安なことは何でもご相談くださいね。

「何でも相談できる場所として、あなたの町のかかりつけ医を目指します」

「しみずクリニック」は、前院長の時代から、地域の皆さんの健康を守るお手伝いをしてきました。

総合的な内科診療、消化器の不調、肝臓や胆のう、すい臓の病気を診る肝胆膵内科、お子さんのための小児科や予防接種、そして各種検診や健康診断まで、幅広い診療を行っています。

場所は福岡市南区大橋4丁目
西鉄大牟田線「大橋駅」から徒歩で通えるクリニックです。

家族で通えるクリニックを探している方は、ぜひ『しみずクリニック』へお越しください。

◆クリニック名
しみずクリニック
◆所在地
〒815-0033
福岡県福岡市南区大橋4丁目9-16

電話番号　092-562-0075
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